M4 MacBook AirのDocker環境は「OrbStack」一択だった話
M4 MacBook Airでの開発環境を整えるにあたり、コンテナ管理ツールをどうするか悩んでいました。
これまでは脳死で「Docker Desktop」を入れていたのですが、今回は 「OrbStack」 を導入することにしました。
結論から言うと、Apple Silicon(Mシリーズ)のMacを使っているなら、これ一択と言っていいほど快適です。
今回は、なぜDocker DesktopではなくOrbStackを選んだのか、そのメリットと導入方法をメモしておきます。
OrbStackとは?
OrbStackは、macOS向けに再設計された、高速・軽量なコンテナ&Linux仮想マシン管理ツールです。 Docker Desktopと完全な互換性がありながら、「ネイティブアプリのような軽快さ」を売りにしています。
Docker Desktopと比較して良かった点
実際に使ってみて感じたメリットは主に以下の4点です。
- メモリ消費が「使った分だけ」
Docker Desktopは、起動時に「8GB」などのメモリを確保してロックしてしまいますが、OrbStackは 動的なメモリ割り当て を行います。 コンテナが50MBしか使っていなければ、Mac側のメモリ消費も50MBで済みます。メモリを有効活用したいMacBook Airにとっては非常に大きいです。
- バッテリーに優しい(発熱しない)
Docker DesktopはバックグラウンドでのCPU負荷が高く、ファンレスのMacBook Airだと発熱の原因になりがちです。 OrbStackはアイドル時のCPU使用率がほぼゼロ。バッテリー持ちが劇的に良くなりました。
- 起動も終了も爆速
Docker Desktopは起動に数十秒かかり、終了する際も待たされることがありましたが、OrbStackは 2秒くらい で起動します。終了も一瞬です。 「使う時だけ立ち上げる」という運用がストレスなくできます。
- .local ドメインが便利
OrbStackでコンテナを立てると、自動的に http://{container-name}.orb.local というドメインが割り当てられます。 localhost のポート番号を気にせずアクセスできるのは地味ながら開発体験(DX)が良いです。
導入方法
インストールはHomebrewで一発です。
brew install --cask orbstack
インストール後、アプリを起動してセットアップ(数クリックで終わります)を完了させればOKです。
既存のDocker環境はどうなる?
ここが一番の懸念点でしたが、移行コストは ほぼゼロ でした。 OrbStackを入れると、ターミナルの docker コマンドや docker-compose コマンドが自動的にOrbStack経由で動くようになります。
これまで通りコマンドを叩くだけで、バックエンドがOrbStackに切り替わっています。
まとめ
-
M4 MacBook Airの性能を活かすならOrbStackがおすすめ
-
メモリ効率・バッテリー持ち・速度のすべてにおいて快適
-
移行も簡単(brew installするだけ)
これからMacで開発環境を作る方は、ぜひ試してみてください。